…と、ここまで読んで疑問に思った方もいるのではないでしょうか? 5月の晴れは五月晴れではない、五月晴れとは梅雨の晴れ間に使う言葉だ、と。そこで、「五月晴れ」を国語辞典で検索してみたところ、このような意味が返ってきました。
1. 新暦五月頃のよく晴れた天気。
2. 陰暦五月の、梅雨の晴れ間。梅雨晴れ。
goo辞書・大辞林第二版(三省堂)より
というわけで、日本語としてはどちらの用法も違いではないようです。一方、気象庁の予報用語としての「五月晴れ」の意味は、
5月の晴天。本来は旧暦の5月(さつき)に由来することばで、梅雨の合間の晴れのことを指していた。
気象庁が天気予報等で用いる予報用語より
とのことなので、いまどきの使い方としては、やはり5月の晴れ間のことを五月晴れと呼ぶという認識で間違い無いようです。
ま、いずれにしても、ここ数日の梅雨のような天気から、はやく五月晴れになってほしいものです。