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おしゃれ
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「男だっておしゃれする」

 今は、男だって化粧をする。私は古くから「化粧するような男は」が、普通な状態で育って来た為、化粧をした事は無い。また「親から貰った大事な体に」なんて教育があたりまえの時代に育った為、ピアス類も付けていない。けれど私は、それら男を見た時、悪い感じはしない。どちらかと言えば、自分もやってみたい。と、思う。自分を、より綺麗に、より魅力的に見せようとするのは、決して悪い事では無い。人間、中身で勝負は正しいとは思うが、中身なんて、ちょっとやそっとじゃ見えはしない。自分をよりよく見せたい、見て貰いたい。ってのは、本能だ。誰もが持っている。

 そこで今回は、正しい男のファッション。について語って行きたいと思う。まず、完璧物まねはいけない。今年はアイスカラーが流行とは言え、それに固めてしまったら、集団の1人に過ぎなくなってしまう。去年は、ブラウン系が流行った。街中、茶色系であふれかえっている状態。これではいけない。そこで、まず最初に考慮しておかなくてはならない事に、男のファッションは幅が狭い。ってのを念頭に入れて置かなくてはいけない。色にしても、女の服に比べたら、その種類はぐっと低くなる。一番てっとり早いのは、自分に似合う色を見つけて置くこと。私の場合なら、黒系やブラウン系は良いが、緑系はダメ。って言う風に。これだけでだいぶ違う。それが見つかったら、爽やか系が似合うのか、恐い系や重い系が似合うのか、また、カジュアル系統が良いのか、フォーマル系統が良いのか、と、だんだん深めていくのが良い。

 カジュアル系と言ったら、すぐジーンズを思い浮かべてしまうが、あくまで遊び用だけれど、ネクタイだってOK。これから秋から晩秋にかけては、タウンカジュアル系が良い。それに、ちょっとアクセントで、ネクタイをアイスカラーにすれば、かなりイケてる感じになる。晩秋からは、フォーマルでビシッと決めてみるのも良いかも。

 フォーマルなスーツを選ぶ時は、仕事用と遊び用。って、割り切って買う方が絶対良い。なまじ、どちらでも使える物。って選び方をすると、どちらでもパッとしない物になってしまう。人に与える印象は、やっぱし何を綺麗事並べようが、パッと見た目だ。仕事用と遊び用、両方揃えたら倍金がかかる。。とも思うが、両方揃えてビシッと決めたら、倍使った金以上の何かを得られる筈だ。

(1999.9.16)

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