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カメラ
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「デジカメと私」

 私が旅行などに出かける時、忘れて行く物の中で一番多いのがカメラです。写真は好きで、よくそこらへんの物を撮ったりしていますが、どうも忘れて行きます。更に、私の家には、アルバムと言う物がありません。たまに写真を撮っても、半年も1年もカメラの中にフィルムを入れたままにしてあり、忘れた頃に現像に出してしまうため、フィルムがカーリングを起こしてしまったり、色がナチュラルでセピアカラーになってたりする始末。要は、写真を撮る、現像に出しに行く、出来上がった写真を取りに行く、アルバムに整理する。と言う作業がとてもめんどくさいのです。

 そんなめんどくさがりの私に朗報がありました。デジカメの登場です。今はデジカメも安くなり、私が頻繁に使っているこのデジカメも、19,800円の所、店員と、やれ展示品だの傷があるだの、いやぁ、キムタク真っ青っすよ、格好良いっすよ、もてるっしょ、もう、隅には置けるけど、真ん中に置けないなぁお兄さん。ってな大攻防の末、15,000円にまで値切り、更にオプションまで付けて貰って買ったデジカメです。デジカメはとても便利で、写真を撮る、パソコンに取り込む、完成。と言う、めっちゃ簡単な作業をするだけで済みますし、しかも写真を整理する必要も無いし、保存もハードディスクの中にあるので、散らかる事も、どこ行ったか分からなくなると言う事も無く、とてもめんどくさがりの私にとって、デジカメは、もはや普通のカメラが、その存在の意味を無くす程の存在になっています。

 また、何度でも取り直しが出来るので、比較的簡単に奇跡の一枚が撮れます。この辺も写真を撮るのが下手な私にとって、下手な鉄砲もマシンガンなら当たる。ってワザが使えるデジカメは、これからも手放せない存在になる事でしょう。

(1999.9.9)

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