London Museum Tour - May 2005

2005年5月、4泊6日ロンドンの旅に行ってきました。そのつもりは無かったのですが、結果的にはロンドン博物館巡りのような感じの旅行になりました。ただし全館入場無料。そしてVATを払い戻すほどの買い物もせず…別に貧乏旅行のつもりは無かったんですけどねえ。
5/25(Wed) Departure 〜 Arrival 〜 V&A Museum
5/26(Thu) Sightseeing 〜 British Museum
5/27(Fri) Natural History Museum, Science Museum
5/28(Sat) Tate Modern
5/29(Sun) Souvenirs
5/30(Mon) Tips

写真はクリックすると拡大表示します。

2002/05/27 (Fri)

天気予報で覚悟はしていたのだが、この日はとっても暑かった。どのくらい暑かったかというと…最高気温、31度! あまりの暑さにBig Benも止まったらしい。地下鉄もあちこちで止まったらしい(それは今日に限ったことではないが)。5月としてはここ50年間で最も高い気温だったとか。きょう衛兵交代式に行ってたら間違い無く倒れてました、はい。

さて、さっそくDistrict Lineに乗ってSouth Kensingtonに行こうとして間違ってHigh Street Kensingtonに向かってしまう。路線図を見てのとおり、District LineはEarl's Court駅で激しく枝分かれしているので、注意して乗らないとあさっての方角へ行ってしまう可能性があります。日本の列車と違って行き先が先頭車両にしか掲示されていない(側面には表示が無い)のでホームの掲示板を見ないといけないのですが、これも駅によっては見づらいので。

気を取り直して、Circle Lineに乗り換えて改めてSouth Kensington駅へ。最初の目的地、自然史博物館(Natural History Museum)へ。初日に行ったV&A Museumの道をはさんだ反対側にあります。

写真は自然史博物館…の右半分。向こう側に同じ形で左半分があります。建物だけでも圧倒されます。

エントランスでいきなり恐竜の骨格標本がお出迎え。

自然史博物館は、説明が理解できなくても見れば何かだいたい分かるのが良いですね。細かい説明が理解できればもっと楽しめたのでしょうが。でも子供向けの説明も多いのでなんとかついていけたかも。

ティラノサウルスと2階建てバスを比較するのがロンドン流。

クジラと海のなかまたち。でかい。2階吹き抜け中吊りで下からも上からも観ることができます。

自然史博物館は、主に生物を展示しているLife Galleryと地学関連を展示しているEarth Galleryに分かれていて、Earth Galleryには阪神大震災コーナーもありました。コンビニを模した部屋で地震の揺れを体感できる…ということだったのですが、全然大した揺れじゃない。後から説明を読んでみたら「安全のため揺れの程度は抑えています」みたいに書いてたのですが、これでは体験にならんのではないかと…まあほとんど地震の無いイギリスですから(だからこそ石やレンガの古い建物が山ほど残っているわけですが)、これでも十分衝撃的なのかもしれませんが。

自然史博物館に続いて、隣りにある科学博物館(Science Musenm)へ。ここにはIMAXシアターとかもあるのですが、そんなのは日本でも見られるので展示に専念(決してお金を取られるから諦めたわけでは…)。お約束のフーコーの振り子にはじまって(日本の科学館の振り子よりもよく回るはず)、ロケット・飛行機・船・クルマなど子供が喜びそうな展示から、手回し計算機・気象測器・製図道具などのマニアック?なものまで幅広く展示されていて、全然飽きません(まあこういうのが好きな人でないと飽きると思いますが)。

写真は気象のコーナー。この一角だけで日本の気象科学館よりも充実している…というのは言い過ぎだが、でもレーウィンゾンデの中身とか見れて個人的には満足。

科学博物館の上のほうのフロアでは、医学に関する古代から現代に至る変遷を、器具やジオラマを交えて展示してました。なんていうか…現代に生まれて良かったと思いますよ、ほんと。近世の手術とかマジでヤバそうでしたから。呪術で治してもらうほうがよっぽどマシ、みたいな。

そしてMuseum Shopで買い物。今まで巡ってきた博物館ではほとんど食指が動かなかったのですが、ここは別。自分用に「原子周期表デザインのマグカップ」とか「水準器付きロゴ入りキーホルダー」とかアレゲなものを色々買い込みました。ほんとは他にも欲しいものがあったんですけど、持って帰るのがかさばりそうだから…でも密かに後悔中。

2つの博物館を巡って午後3時も過ぎたので(もちろん両方とも駆け足で廻ったのだが)、今日の昼食はAfternoon Tea。今朝間違って辿り着いたHigh Street Kensingtonまで戻って、目当てのKandy Tea Roomへ。日本のガイドブックにも結構載ってるのですが、某ガイドブックCandy Tea Roomと誤記されていたために検索してもなかなか見つからなかったりしましたが(ちなみにKandyとはスリランカの地名らしい)。

で、写真のようなアフタヌーンティが1人11〜12ポンドと比較的リーズナブルに楽しめました(ちなみにちゃんとしたホテルとかのAfternoon Teaは平気で20〜30ポンドもします…いくらイギリスでもそれは高いのではないかと…)。リーズナブルなお値段ですが味は満足できるもので、お土産に小さいジャムと紅茶までくれました(のでチップは多めにしといた)。なおKandy Tea Roomは小さなお店でクレジットカードは使えないので要注意。

Kandy Tea Roomを後にしてCovent Gardenへ。広場にメリーゴーランドがあったりして賑やかな街です。そこらじゅうで大道芸とかもやってるし。ただしものすごくゴミで溢れている(とくに駅のまわり)。いちおうゴミ箱に捨てようという意思はあるようなのですが、ゴミ箱から溢れているのであまり意味が無い… ま、それはともかく、雑貨屋をふらふら見たり、The Tea Houseでお土産に紅茶買ったり、ふらふら見るには楽しいところでした。行くのが遅くて交通博物館(Transport Museum)のショップが見られなかったのが心残り。そして帰ろうと思ったらCovent Garden駅から地下鉄乗れなかった…(混雑して危険なので夜や週末は降車専用になるそうです)



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